神の日(午前零時)のみ言葉(要旨)

於:サンパウロ教会
1997年1月1日

 昨年の念頭標語は何でしたか? 一緒に言ってみてください。(「真の父母様を誇り愛そう」)

 これは二〇〇〇年までたぶん変わらないでしょう。今年の標語は、「真の父母様への誇りと愛は三百六十万双完遂」です。

 三百六十万双の完遂は世界的、歴史的なことです。三百六十万双を勝利すると、次の三千六百万双はやさしいですか、難しいですか、みなさんどっちですか?(やさしいです)

 六数はサタン数です。六数の二倍は長成期完成級で、地上に勝利圏ができます。これから三百六十万双、三千六百万双、三億六千万双、三十六億双をやります。

 家庭というのは男性と女性が必要です。これはどんなに歴史が続いてもこれは変わることがありません。アダムとエバは実体を持った神です。

 神の理想はアダムとエバが結婚して愛することにあることを、人類は知りませんでした。それを先生が初めて知らせたのです。アダムとエバがもし堕落せず、神を中心とした夫婦となっていたら、それが伝統になることを知らなければなりません。

 神は絶対不変、唯一無二、永遠なる愛の存在です。したがって、永遠なる真の愛によってのみ父母、兄弟は一つになることができます。

 真の愛はどんな愛ですか? 与える愛です。奪う愛ではありません。与えても与えても忘れるのが真の愛です。もっと与えたいと思うところに真の愛が存在します。祝福を受けた人は、真の愛がこのような愛であることを知らなければなりません。

 七数を持たないと爆発します。国を中心としてもやはり七数が必要です。私を中心としても、三対象愛、四位基台という接着基準を持たなければなりません。それが統一教会でいう四位基台完成のことです。

 み旨の完成とは何でしょうか? それは四位基台の完成です。四位基台というのは、祖父母、夫婦、子女が家庭の種になることです。種というのは、過去、現在、未来を表します。木の種を見ると、木になるための過去、現在、未来の三段階がすでに入っています。種というのは過去の実ですが、現在、未来を連結するのです。種の中に過去、現在、未来があるのです。一つの種が何万年もかけて何億にも増えます。つまり、一つの種に何億もの価値があるのです。

 

 神様の願う家族は、祖父母が一つになり、父母が一つになり、子女が一つになり、六点が神様に接着したものです。一つになる場所が愛によって一つになると、永遠に忘れることができません。絶対、永遠、唯一の立場でそれが一つになると、そこから生命が生まれてきます。そこから国家、世界が出発することを人類は今まで知りませんでした。

 男性の持っているものは女性のために、女性の持っているものは男性のためにあります。それが一つになると神の愛を結ぶことができるのです。女性は絶対、唯一、不変、永遠な夫を願うし、男性も同様です。結婚によって男性、女性は完成することができるのです。一人の男性と一人の女性の握手は不変、永遠的な握手です。キスも同様です。統一教会の祝福は、そのような立場で行われるのです。

 アダム家庭が堕落したから、全てが滅びることになったことを知らなければなりません。自分の愛の器官は生命の本宮、愛の本宮です。本宮から出発した子女が三六〇度神とともに住む環境をつくらなければなりません。私の生殖器は私の愛の本宮であり、血統の本宮であり、神に侍る唯一、不変の本宮なのです。

 男性は女性よりもっと真剣に守らなければなりません。エバの誘惑にアダムが簡単に乗ってしまったのが問題なのです。生命は父母より、子女よりも大切です。それがないと、父母も息子も娘もありません。私たちは種になるために、これを守らなければなりません。神様はそういう家庭が欲しいのです。アダムとエバはそんな家庭を築かなかればならない立場でした。堕落したので蕩減復帰の摂理が始まったのです。

 あなた方が蕩減復帰しなければならないのに、先生がやってあげました。先生が天国への高速道路をつくったのに、行きたくないという祝福家庭は地獄に行きます。今までこれほど苦労してつくったのに、言うことを聞かずに勝手に行く人は滅ぶほかありません。絶対に滅びます。

 十一月一日に蕩減解消宣布式を行い、蕩減がなくなりました。五十年間苦労して八段階の立場までつくりました。先生はみんなに蹴られながらこの道を切り開いてきました。サタンが反対し、世界中から迫害される中、苦労しながらやってきました。そして、今は堕落前の状態に立っています。世界的アダム家庭の立場に立っています。

 世界的アダムは一人ですか、二人ですか? 一人ですね。アダムの中のアダム、真のお父様一人です。真のお父様は王の王です。

 キリスト教が責任を果たしていれば、一九五二年にみ旨は完成していました。英、米、仏の新婦文化圏をなさなかったので、新たに探さなければならなくなったのです。失敗したら再び使うことはできません。そこで、日本を立てて、米国をアベルとして悲惨な歴史を出発しました。一九二〇年の韓国の事情を見れば、両国は恩讐です。

 聖書には、再臨主は雲に乗ってくると書かれています。一九四五年にキリスト教が先生を迎えられなかった一つの理由がここにあります。

 世界が一つになって統一教会と文先生を殺そうと迫害しました。先生は四十歳の時に十七歳だったお母様と聖婚しました。お母様は何も知らず、絶対服従で受け入れました。お母様は先生の後を黙ってついてきました。自分から勝手に行くことができませんでした。お母様は代表的新婦として、ただでは祝福できませんでした。十二歳から八十六歳までの女性が世界的に準備された中からお母様が選ばれたのです。

 世界祝福時代に入りました。三万双は蘇生期、三十六万双は長成期、三百六十万双は完成期を意味します。三百六十万双を勝利すると国際時代に入ります。アダム家庭の失敗を元返すことができます。

 一九九七年はとても大事な年です。今年の年頭標語の実践は、先生を通して神様を誇り、愛するのと同じことです。真のご父母様が神を誇り愛するように、あなた方は真のご父母様を誇り愛さないといけません。それが伝統です。

 三百六十万双、これをどうやって勝利しますか? この勝利は目の前に見えています。勝利は間違いありません。神と先生とあなた方が一つになれば、勝利できるのです。先生が神様を誇り愛しているように、あなた方が真のご父母様を誇り愛せば、三百六十万双は問題ありません。毎日毎日、耳が痛くなるくらい、先生を知らない人が一人もいなくなるくらい真のご父母様を誇り愛せば、三百六十万双は問題ないのです。

 正しい言論をつくらなければなりません。ワシントン・タイムズによって米国の言論が大変化しています。今後、世界百八十五カ国に新聞社をつくります。将来、世界政府が韓国につくられるようになります。

 これから飛行機を買って、七十〜八十家庭が世界巡回をします。巡回しながら、その国のVIPを三日修練会に出すのです。政府要人の中には、先生に会いたくてたまらない人がたくさんいます。

 二月のご聖誕日が終わったら、最初にどの国に行くか楽しみです。